先週の日曜日、Joe先生と私はマインドスケープミュージアムで歌川国芳展を見てきましたがこれが大収穫だったのでレポート書きます。
みんなも日頃からアートに触れよう。
展示されていたのは、主に水滸伝の武者絵。
中国明時代のスペクタクルファンタジー”水滸伝”のヒーローたちを江戸時代に武者絵にして大人気になったのが歌川国芳。”水滸伝の世界を江戸的にきめてみた”風でかっこいい絵がたくさんありました。チラシもかっこよい。
ヒーローものの少年漫画に通ずるダイナミックなシーン。江戸時代の人々はわくわくしながら想像し、お話を読んだり歌舞伎を見たりしていたんです。水滸伝はオリジナルが日本に入ってから和風にアレンジされ、いろんなバージョンがありましたが、パロディーなども作られていました。ここもいまの漫画文化に通じますね。そして江戸時代の人は水滸伝が好きすぎて、水滸伝の影響から南総里見八犬伝を創作してしまいました。江戸時代というと鎖国していて海外からの影響って受けにくいのかなと考えていましたが、好奇心旺盛な日本人はいろいろ海外から面白いものを取り入れたんですね。
この日は、午前中ダンケルクをみてから最終日だから焦って国芳展に来たのですが、こちらにこれてよかったです。ダンケルクはすごく期待して見に行った割に…でした。ノーラン監督スランプですね。
KUNIYOSHI! You made my day! でした。